社会安全学科では、社会の安全・安心を守るという観点から、法律、政治、行政の知識をバランスよく学びます。現代社会にある安全・安心に関する課題を発見し、解決へと導く問題解決型の人材を育成します。誰かの役に立ちたいという志を持つ学生を歓迎します。
社会安全学科では社会安全系、公法系、民事法系、刑事法系、政治学系、行政学系、国際政治系という7つの分野で特色ある授業を展開します。社会安全学の確かな理論を身につけ、地域の協力を得ながらフィールドワークなどで実践的に学びます。
社会安全論
防犯、防災、防衛を専門とする教員がオムニバス方式で、実際の事例に基づいて、防犯、防災、防衛に関する社会的要請にどう応えるか解説します。社会の最前線を現場の専門家から学ぶことができます。
地域安全論
フィールドワークを交えて、地域の安全・安心を守るために何が必要なのかを学びます。警察機関の協力のもと、防犯統計データや社会調査結果を活用しながら地域の課題解決をめざします。
情報セキュリティー論
IT化が進む現代社会においては情報セキュリティーも社会安全上の重要な課題の1つです。この授業では、情報セキュリティー上の脅威を知り、具体的な対策について学びます。
捜査法
捜査を実施する警察および検察に対する法規定の内容について学びます。捜査の歴史的変遷にも触れながら、現代社会における捜査のあるべき姿について考えます。
救急論
消防が担う主要業務の1つである救急業務について理解を深めます。アクティブ・ラーニング型の授業で、日本の救急業務が直面している課題とその解決策について考えます。
環境政策
気候変動・海洋プラスチック汚染・森林保全・食の安全といった環境問題を事例として、最新の議論や問題解決に向けた取り組みなどを学び、持続可能な社会の実現について考えます。
警察官として地域社会の安全・安心を守る。
消防官として災害から生命と財産を守る。
自衛官として厄災から国家と国民を守る。
公務員として豊かなまちづくりに携わる。
企業人として事業で安全・安心を支える。