海をテーマに日本語の作文を執筆。

努力が実って最優秀賞を受賞!

事例研究やボランティア体験など、

多角的に課題にアプローチ。

拓殖大学に入学する前に通っていた日本語学校の先生にコンクールの存在を教えていただき、応募しました。SDGsのテーマの1つである「海」に注目して、どうすれば美しい海を守れるのかについて考えました。まずは課外活動で海洋ごみ問題の根本的な解決に取り組む日本の学校の事例を調べ、次に私自身も伊豆海岸で環境保護活動のボランティアを経験し、海を愛する人たちの声に耳を傾けました。そこで感じたのは「海を守りたい」という私たち一人ひとりの意識を大切にすることが、問題解決につながるのではないかということです。その思いを作文にまとめて書き上げました。

初めて日本語での作文に挑戦。

時間を忘れて夢中になれた。

作文を書いたのはまだ日本語学校に通っていた時で、日本語でこれほどの長文を書いた経験は一度もありませんでしたが、不思議と苦ではありませんでした。むしろ書けば書くほど楽しくなってきて、時には深夜まで時間を忘れるくらい没頭していました。最終的には自分の言いたいことを日本語でしっかりとまとめ上げることができ、大きな自信につながりました。まさか最優秀賞をいただけるとは思っていなかったので驚きましたが、自分ががんばったことを認めていただいて本当にうれしかったです。

結果よりもチャレンジが大切。

打ち込んだ時間は自信につながる。

まだ日本語に自信がない留学生にとって、作文コンクールに挑戦するのは勇気が必要だと思いますが、私は夢中になって書いている時間がとても楽しかったですし、たとえ結果が出なかったとしても素晴らしい経験になったと思います。参加を迷っている人は自分を成長させるチャンスだと捉えて、ぜひ積極的にチャレンジしてほしいです。また、拓殖大学の国際日本語学科には世界中から集まった留学生がいるので、日常的に異文化交流をしながら学びたいという人には最高の環境が用意されていると思います。